私の子どもは3人。PTAの活動経験は小学校で3年(3回)、
中学校で1年(1回)、高校では6年(6回)を経験しています。
小学校1人1役なので強制です。中学校はくじ引きで当たりました。
でも、高校は自ら進んで手を上げました。
もちろん、メリットがあると思ったからなんです。
PTAはデメリットばかりではありません。私がいつも実践している方法を解説します。
細かいですが、誰でもで来ます。
- PTA初心者の方
- PTAの入会を悩まれてる方
- ママ友が欲しい方
好きなところからどうぞ
PTAに入らないとどうなる?
- お母さんの身体が楽になる
- 面倒なことをしなくていい
- PTA会費を払わなくていい
これがPTAに入らないメリットでしょうか?
そもそも、最初から入らないというのは、小学1年生の時に決める必要がありますね。
うちの公立小学校は、強制加入なので入らない選択はありませんでした。
たぶん、まだ選択できる学校は少ないと思います。
PTAに入会してみる
- ママ友ができる
- 同学年以外のママ友ができる
- 担当の先生と仲良くなれる
一番大きなメリットはママ友?知り合いができることでしょうか?
PTAは同学年だけでは無く、上下の学年のつながりができます。
先の未来になる学年の子どもの問題とか、進路の事なども相談できる人もいるかもしれません。今、情報はたくさんあり自分で必要な情報は手に入れることは出来ますが、実体験で似たような環境の人の話が聞けるのはかなりお得です。
人とのご縁で大きく人生は変わります。PTAでなければ、知り合わないご縁をGETしてお得になってみてください。
なめられてはダメ!PTA委員会での服装
まず、初対面を想定します。
これは、常々自分の子どもにも言ってますが、見た目、大事ですよ!
髪型、服装、お化粧、カバン、これでだいだい他人が自分の価値をつけてきます。
ただ、あんまり頑張りすぎるのもダメです。ハイブランドとかだと頑張ってる感出ちゃいます。しっかりTPOをわきまえる事が必要です。
少しそこまで電車に乗れる感じです。すっぴんは絶対だめですよ。大人ですっぴんでいい感じの方はなかなかいませんから。
そう、やっぱり電車に乗れる感じが大事です。
最初の委員会が肝心!
服装は大丈夫ですか?少し小綺麗にしていますか?
それから、筆記用具は必要です。自己紹介やらこれからの活動などの説明があります。
片っ端からメモをしてください。
委員長、副委員長の名前、子どもの学年、平社員の方の名前と子どもの学年、後、特徴も書いていた方がいいかも?
そして、活動内容の説明があります。ほぼ前例踏襲…これは以前と同じやり方のこと。
なんとなくは分かっていると思いますが、行事の準備期間、手紙の配布時期など、
これは、細かく聞き、しっかり把握が必要です。分からないことだらけなら、順序を立てて説明してもらいましょう。
そして忙しい私を演出
最初の委員会では、活動内容の説明があり、活動の振り分けがあります。
仕事をしてるなら、しっかりアピール。別にパートなどいらんことを言わなくても大丈夫です。週に2~3回のパートなら「シフト制です」と言っといてください。
もし、専業主婦なら…仕事をしてないのが悪いわけではなく、時間に余裕があると思われるのが嫌なので、「家で仕事をしています(家でリモート)」と、言っちゃいましょう。大丈夫です。誰も傷つくことはありません。
とにかく、「忙しい」雰囲気は必要です。
PTAをかしこく利用
PTA活動については、皆さんかなりネガティブなイメージがありますよね。
強制加入がクローズアップされ、無駄なことのように思われがち…
もちろん、子育て、仕事、家事をしてそしてPTA…忙しすぎます。
でも、PTAを改革するのは自分ひとりでは無理です。
いわゆるPTA改革で失敗して「負け組」と言われている方は多数いらっしゃいます。
効率化などを考えPTA改革をしようとした人が挫折する…いえ、精神的苦痛を受けるほどのダメージを受けてしまっているということです。(本も多数出版されています)
では、あまり深く考えずに、上手に利用してみませんか?
深入りせずに使えるところを上手に使ってみましょう!
もちろん、私はPTAの現会長でもなければ、日本PTA全国協議会とも全く関係ありません。
PTAは平社員しか経験してませんから…
覚えておいて!PTAの心得
まず、頭に入れて置かなければいけないことは、PTAは「ボランティア」です。
委員に入っても責任感は感じない方がいいと思います。
非効率なことも多く、深く考えると「改革」という文字がよぎるか知れませんが、無駄な労力は使わない方がいいですよ。
仕事をしているなら、仕事優先で…
どうしても仕事を休まないといけないのなら、少し嫌な顔をしてやるしかないですけど。
でもあくまでもPTAはボランティアです。無理をせずが鉄則です。
PTA内の人間関係で気をつけること
ママ友(知り合い)ができるのがメリットとお伝えしましたが、しっかりと人柄を見ないといけません。色んな方がいらっしゃいます。もちろん、自分と合わない方も当然いらっしゃいます。びっくりするような人もいます!(それも楽しんで!)
私も実際、経験しています。何度も分かってもらえるように努力しましたが、無理でした。このような方とは距離を置くことを再度、学びました。
ですので、自分をさらけ出すのはまだまだ後でいいです。
委員長になってしまった…
泣きそうになりますよね?でも、泣いても誰も変わってくれません。では、切り替えて!やるしかありません。大丈夫、ピンチはチャンス!!
ご自身の忙しい雰囲気は出してますね?委員長の仕事は、活動がスムーズに進むこと、総務(本部)とのやりとりです。
まず、仕事を皆さんで振り分けましょう。
もし、パソコンが苦手ならそこもしっかりと伝えて出来る人にお願いをしないといけません。委員長は率先して活動をしなくてもいいと思います。
委員長という名義が大きな仕事ですから。当然の権利です。
あなたの活動は少な目でいいですよ。
もちろん、委員会はご自身の都合を優先して、決めて大丈夫です。新しいことをゼロからやるわけではないので、活動内容さえしっかり理解していれば大丈夫です。
入ってよかったPTA
なかなかリアルタイムで感じることは難しいと思いますが、やはり、人とのつながりだと思います。私自身、ママ友の存在も子育てには、すごくよかったと思います。
高校のPTAでは、月に1度、1時間かけて高校に出向き、20分ほどで委員会終了…そして、お茶をして帰る…これは、私にとってとてもいい時間でした。
とてもまじめな子のママ、少しやんちゃん子のママ、勉強ができる子のママ、スポーツを頑張っている子のママ、色んなママに出会えて勉強になりました。
そして、先生とも仲良くなり、たてまえだけでなく本音で相談もできて、お得感がいっぱいでした。
コロナを経て
やはり、コロナの自粛期間の影響はPTA活動にも大きかったと思います。
東京都の小学校が「日本PTA全国協議会」から退会することや、京都市なども退会を検討していると新聞にも載っていました。
これからも退会する地域は出てきそうですね。
実は、娘の小学校も大きく変わりました。
2022年度の総務が大きく改革に乗り出し、廃止する委員会も多数出ることになるそうです。そうなると1人1役もなくなるでしょう。
実質的に全て公平、平等ではないですからね。皆さんの置かれてる環境それぞれ違いますから。それでも、親同士の交流は大切にしてもらいたいな…と、子育てがそろそろ終わる母は強く思います。