過保護、過干渉は私には関係ないと思っていませんか?子どもを大切に思うあまり過保護になっている可能性は大いにあります。
ただ、昔と違って子どもを取り巻く環境は大変な事になっています。必要以上にストレスを感じている子どもに安心させるために甘えさせることも必要だと私は思います。
ですので、親が意識をして過保護を使いこなすことが必要になります。
- 子どもが一人っ子
- 子どもが心配で仕方がない
- 思春期で子どもが反抗する
こどもはかなりのスピードで成長します
日々の生活に流され忙しい毎日を送る中、子どもの成長を実感できることはあまりないように思いませんか?
私もその一人で、娘を小学5年生までひとりで外出させてなかったんです。
いや、忘れてたというのが正しいかも知れません。まだまだ、小さい子の感覚でいたんですね。ママ友とおしゃべりしていて気づいたんです。
長男も小6まで歯の仕上げ磨きをしていました。
それも息子の友だちが泊まりに来た時に、いつものように仕上げ磨きをしていたら、友だちがその場にいてびっくりしていました。
そうなんです。我が子は知らぬ間に成長しています。
過保護と似てる過干渉
これも、もちろん良いことではありません。子どもが求めないことをやり過ぎるということが過干渉です。子どもの気持ちを考えずに何かを禁止したりもそれになります。
親の経験上、失敗しないようにとかつらい思いをしないようにとか思いますが、それもあくまでもアドバイスで止めてください。最後は子どもに決めさせます。
子どもの友だちのことを色々言ってしまうのもやめたほうがよさそうです。
子どもをコントロールしようと思ってはいけません。
これが過干渉!
- 子どもの時間割チェック(忘れ物をさせてドキドキ体験をさせましょう)
- 子どもが楽しくない習い事をさせる(好きではないことは伸びません)
- 子どもの友だちを悪く言う(これは、絶対ダメ!類は友を呼ぶんです)
- 子どもの進路などに口を出す(子どもが決めたことやらせる事が自立)
- 子どものメールなどを見てしまう(誰も得はしません)
- 子どもの行動をチェックする(他人だとストーカになります)
過干渉になると将来どうなる?
子どもが思考停止になる
親がやってしまうこのついつい言ってしまう…親の経験から正解だと思うことを言ってしまいます。これでは子どもの考える力を育てることはできません。
相談されたらアドバイスとして言ってあげるくらいがいいと思います。
人生は色々なことを選択しなくてはいけません。その判断は子どもの時から経験しないとできません。今、置かれている環境、メリット、デメリットなど色んなことを想像して決める訓練を子どもの時からさせないと大人になってからでは出来ないんです。
また、失敗してもそこからの切り替えしが必要になります。
考え方ひとつで幸せにもなれるし不幸にもなってしまいます。
この訓練もやはり、子どもの時から必要になります。
子どもの時の失敗なら親が支えることができます。
自分を分析できなくなる
指示されてその通りにしていると自分が分からなくなります。
得意、不得意や何をすると気持ちが上がるのか、また気持ちが下がることなど自分の気持ちを受け止めることが難しくなります。これは無気力の原因になります。
今は努力や我慢より楽しいことが良しとされています。自分の苦手を理解しそこを認めることで生きやすくなるのは間違いありません。
自尊心が低くなる
自分で考えて行動できないため、自分に自信がなくなります。少しの失敗で引きこもりになる可能性があります。色んなことにチャレンジすることができなくなります。せっかく大切に育てた我が子が社会で生きていくのが難しくなるんです。
過保護は時には必要
今の子どもは友だちとの付き合い方もLINEのやり取りなどで大変難しくなっています。
私たちの時代と違いストレスも多いと思います。多少のわがままは受け入れてあげてもよさそうです。安心できる場所、認めてくれる人がいればしっかり外で戦えます。
親は子どもが困ったときに、助けてあげられる人でいたいものです。
決して子どもに避けられる人になってはいけません。少し子どもと距離を置いて困ったときにしっかり支えてあげてください。