お母さん!もっと楽しんで!
これで子どもはしあわせになる!
楽しく子育て

【子どもの反抗期の接し方】私はこれだけで乗り越えることができた

子どもの反抗期は誰もが通る道です。ただ、その道がかなり険しかったり、そこで道を間違えたり、思っていた以上に長かったりと、やはりかなりの個人差はあるようです。子どもとの接し方を間違えると親も子も傷つく場合もあります。

私にも息子がいます。現21歳と18歳。特につらい反抗期はありませんでした。それは、長男が中学1年生の時に私は子育てを大きく変えたからです。
私はなぜ、子どもが反抗するのを自分なりに考えてみました。そうすると、思春期は決して難しい時期ではないと思うようになりました。

この記事はこんな方におススメ
  • 子どもと喧嘩ばかりしている
  • 子どもが学校を休みがち
  • 子育てがつらい

なぜ、反抗するのか

反抗期の時期は、小学6年生くらいから中学3年生くらいでしょうか?
この時期は、子どもにとっても大変な時期です。小学校から中学校は大きく環境が変わり、クラブ活動、勉強、人間関係、そして先の高校受験の不安…初めての事が多すぎます。
なんせ、やることも多い…いや、やらないといけない事が多いんです。
大人でも忙しいとイライラします。人間関係がうまくいかないとイライラします。
しかも、ゲームしたい!、マンガ読みたい!、TikTok見たい!という思いと常に戦っています。想像してみてください。子どもの頭のなかはパニックですよ。

詳しくは↓の記事をご覧ください。

子どもの気持ちを察してください。
そして、自我も芽生えてきます。そろそろと自立する準備をしているのかもしれません。そうです。もう親の言いなりはにはなってくれません。

親がするべきこと

まだ、14年ほどしか生きてない子どもが自分の置かれている状況を冷静に判断し、物事に優先順位ををつけて解決していくことは、まず、不可能です。

では、親は何をすればよいのか?

寄り添うのです。そして、共感し、支えて、認めるのです。
決して親が指示するような事があってはいけません。
「学校を休みたい」「先生が嫌い」etc…子どもが発信してきたら、まず理由を聞いてください。ちゃんとした理由でなくてもいいんです。当然子どもですから…。すぐに解決できない問題もたくさんあると思います。だけど、しっかり聞く。親の答えは必要ありません。寄り添うこと、子どもの思いを想像してください。そして一緒に解決するを考えてみてください。

これだけは絶対やめて!

  • 責めない
  • 暴言を吐かない
  • 他人と比べない
  • 恐怖を与えない

責めない

失敗や出来ない事があっても責めない。人間なので出来ない事があるのは当たり前です。怠けていてできなくてもいいんです。たぶん、テスト勉強などをしていないと怒りそうですが、テストの点数を見れば本人が一番分かっています。良い点数の友だちもいると思います。自分でしっかり友達と比べてある程度ショックも受けてるはずです。(受けてなくてもOK!)
勉強していないから点数が悪かったと分かっていると思います。それに、勉強ができなくても人格を否定するようなことはいけません。たぶん、勉強が面白くないんでしょう。
面白くない事を勉強するのは大人でも簡単なことではありません。

暴言を吐かない

これは、責めていることになります。子どもを否定していることにも…暴言を吐いても何の解決にもならず、子どものやる気を無くすことになります。何度も言いますが、人生経験が全く違います。親と同じ立場で考えるのは間違いです。子どもはまだまだ未熟なんです。
暴言ではなく「だいじょうぶ」これだけでいいです。

他人と比べない

これは、出来てる子と比べてると思いますが意味がありません。そもそも環境も全くも違うし親も違います。子どもには親の遺伝子の影響も大きくあります。子どもを責める前にあなたはどうでしたか?比べていいのは一年前の子ども、本人ですよ。

恐怖を与えない

頑張ってほしいなら、恐怖を与えてはいけません。肯定感が低くなり何事にも挑戦しなくなります。言い方を考えてください。
例えば、高校受験の勉強をしなかった場合、「高校なんか選ばなければ入れるよ。でも、行きたい高校に行くなら勉強も必要やで」とか…そして、低レベルな高校とそれなりの高校のオープンキャンパスに行くんですよ。すると、学校の雰囲気も違ってきますから、子どものやる気もでてくるはず…とにかく言い方、やり方は大切です
仮に本人が低レベルな高校に興味を持ったとしても、それを否定してはいけません。
「じゃあ、その高校で一番になろう!」とすべて前向きに!
「大学に行くのが大変やで」なんかは言ってはダメですよ。これが恐怖です。

反抗期はいいチャンス!

親子関係を見直すチャンスです。これから、子どもは親の手をどんどん離れていきます。
高校、大学になればもう、しっかり自分の考えを持っているはずです。そこで、子どもが親のアドバイスに素直に耳を傾けてくれるかは今の親子関係で決まります。
人生で迷ったときに相談してもらえる関係を目指しましょう。

たとえ、子どもが理不尽な申し入れをしてきても法律違反でなければ、尊重してあげるのも親としての器が試されます。それをしたら、どうなるか体験させてあげてください。
見守る、今が子育てでは一番必要な事かもしれません。