朝、起きれない…これは成長するほど実は深刻になります。子どもの人生におおきく関わる問題です。いや、人生の大事なシーンでつまずく可能性があります。
では、どうすればいいのか?これは、家族の覚悟が必要です。
そして、私たち家族は早起きのおかげで色んなことを問題なく過ごすことができました。
この記事を最後まで読めば、子どもに少しずつ朝に強い子どもにさせることができるようになります。
- 子どもが遅刻をよくする
- 母も朝が苦手
- 家族が夜型
好きなところからどうぞ
早寝早起きは親が作ってあげれる習慣!
成長期の子どもにとって早寝は、とても大事な生活習慣です。
朝、時間がない、バタバタする…このような生活では、この先の人生で楽しい感じがイメージできません。色んな知識を知ってもらうのも大事ですが、精神的にも強くなってもらうには早寝早起きは欠かせません。
成長ホルモンは、夜10時から午前2時に分泌されるそうです。骨、筋肉、血管などの細胞が
増えて太く長くなります。健康な身体を作るためにもこの時間に寝ることがとても重要だということが分かります。
では、何時に起こす?
我が家は小1から6時起きでした。とにかく、布団から出てリビングに来させる。
そこで、朝ごはんができるまで二度寝をしています。それもリビングに来る楽しみにしているみたいです。
そして、朝ごはん。長男は高3でも目をつぶって食べていました。それでもいいんです。
口は動いてますから。6時起きの習慣なら高校もある程度の距離があっても、早起きがネックになることはなく1時間かかる学校も余裕で通学できました。
睡眠不足は学力の低下の原因になる!
これは自律神経機能と脳の低下です。
睡眠欠乏状態になり、情報処理機能が低下します。寝ない子は脳の海馬が小さい。
海馬は成人後も細胞分裂を繰り返す部分です。その細胞分裂を抑制している可能性もあります。新しいことを記憶する領域であり、アルツハイマーやうつ病に関係する重要な場所です。その後の人生に大きく関わるところです。
- 朝が苦手
- 学校の行き渋りがある
- 授業中の居眠り
- 無気力である。
このような状態は慢性疲労になっているかもしれません。
日頃の小さな積み重ねが生活習慣です。
改善策
- 適度な運動を習慣づける
- 就寝前にスマホやパソコンは使わない
- 遅い時間にカフェインは取らない
- 早寝よりも早起きさせる
まずは、やっぱり早起き
夜ふかしで朝起きれない。
↓
朝食をとれない(必要な栄養が取れない)
↓
鉄分不足(貧血傾向)
↓
疲れやすい、頭痛、立ちくらみ(鉄分不足による症状)
↓
学生活動に必要なエネルギーが(無気力になる)
生みだせない。
とにかく、早起きを習慣づけ、朝日を浴びて体内時計をリセットさせましょう
朝、起きる、朝ごはんを食べる…これは、間違いなく生きていく力になります。
問題行動の原因は睡眠不足!
睡眠不足で、成長ホルモンが分泌されず、自立神経が乱れることでイライラすることも多々あり困った行動を引き起こします。大人でも睡眠不足は不調の原因になります。
子どもの睡眠不足は、私たちの思う以上にさまざまなことに影響を及ぼします。
これを発達障害と勘違いすることもあるそうです。
発達障害といわれる子ども5人に3人は生活習慣で問題行動がなくなることもあるそうです。
こんなとこまで…自己肯定感も関係
文部科学省の
「睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果(2015年)でも寝る時間が遅くなるほど、自分のことを好きだと感じる割合が減ることがわかっています。
自己肯定感と睡眠の関係も脳科学の研究で明かされつつあります。
自信は生活習慣で育つということです。
これは、子どもだけの習慣ではなく、親そして、家族全体で取り込む必要があります。
朝活で親の人生も変わります。
ご家族みんなで早寝早起きを実践してみてください。
起立性調節障害の可能性もあります
朝が起きれないのは、病気が原因の場合も
あります。
起立性調節障害
けん怠感や頭痛を感じます。
思春期は心と身体の成長のバランスが崩れて症状が出やすくなります。
自律神経が乱れて、朝起きると
血圧が下がり、起きれなくなります。
中学生の約1割がこの病気と言われています。
怠けてると思われがちなので、ぜひ、しっかりと診断してもらい、診断書を学校に提出することをおすすめします。
- 病気を理解してください。
- 規則正しい生活
- 適度な運動
- 塩分と水分を多くとる
- ストレスを減らす
- 薬の服用
少し時間がかかるかもしれませんが起立性調節障害は治せます。