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子どもの自立のために親ができることは考え方を変えるこれだけ

子育ての目標は、良い教育を受けさせ、良い会社に就職させるためでしょうか?私はまず社会で生きていける力をつけることではないかと思っています。問題が起き、大きな挫折をしてもしっかりと気持ちを切り替えて問題を解決できる力を子どもに身につけさせたいと思っています。これが生きていく上で最も大事なことだと思っています。

では、具体的にどうすればいいのか?この記事を最後まで読めば、目先の子どもの状態ではなく将来の子どもを考えて子育てができるようになります。

現在長男21歳、次男18歳、長女12歳(2021年)の3人の子どもを持ち、色んな子育て本を熟読し長男の子育てと長女の子育ての仕方を大きく変えてみた私の実体験です。しかも親の考え方で子どもが大きく変わることを実感しました。

この記事はこんな方におススメ
  • 子育てが分からない
  • 子どもが反抗的である
  • 子どもの将来が不安

子どもの自立は日々の生活から

子育ての目標は、人生の選択をしなければいけない時、自分で考えて決める事ができる人間に育てる、これが自立だと思います。
そのためには、色んな経験をさせることが必要になります。
これは、お金をかけてさせる経験だけではなく、日常生活、人間関係などその都度のふつーの体験の積み重ねだけでも大丈夫なはずです。

まず私がさせたのは家のお手伝いです。
例えば、食事の後片付けなどいつも親が当たり前にしていることを実際に子どもに経験させてみます。冷蔵庫にしまわなくていけないものや、汚れた食器を重ねない事や食器を水につけることなど実際やらないと分からないこともたくさんあります。
そして自分が食べた物は自分で片付けることをさせる必要もあると思います。洗濯物を時間になったら取り込むこともやらせてみると雨が降ったら洗濯物を気にしたりしてきます。下手くそでも,ぐちゃぐちゃでもいいんです。でも、経験させてみる。そこから親も子どもに「ありがとう」と言えるし、子どもの「できる」も増えていきます。大したことではないようですが、私はこれを一番大事にしています。

時には負担も与えてみる

そして、お手伝いを子どもの仕事にしてみましょう。仕事には報酬があります。そして、仕事に対する責任も出てきます。親は楽ができますよ。そう、仕事は喜んでくれる人がいて、初めてお金が発生します。そのことを子どもの時から体験させみてください。お手伝いもやってみると色々発見もあります。気が乗らないけどしなくてはいけないのが仕事です。しっかりお金を払うので必ず毎日させます。体調が悪くて休む日は減給しますから少々しんどくても休まず仕事を続けてくれます。

失敗しても「大丈夫」と。

親としては子どもに失敗や傷ついてほしくないのは当たり前ですが、免疫は必要です。挫折をして思い通りにいかないこともあるということを理解させ、そこから切り替えをさせることがとても重要です。
「子どものやってみたい」というきもちが出てきたらチャンスです。無謀と思う時もそこは子どもを信じてやらせてあげてください。事前の準備など必要ありません。親の体験談も必要ありません。無知というのも時には大きな武器になります。やってみてダメなら考える…これで間違いなく成長していきます。失敗したときは親がしっかりサポートしてあげてください。その時に、初めて親の体験談なども話してあげると子どもにとって良いアドバイスになるはずです。親は子どものために安全地帯になってあげてください。

親が子どもの失敗を恐れないことです。親の目が行き届く時こそ、子どもの失敗、挫折、傷つきは大歓迎です。人生は思い通りにいかないこともある、頑張っても無理な事があることも知らなければいけません。気持ちの切り替え方を教えてあげてください。

大人しい息子の挑戦

我が家の長男も思いっきり文科系ですが、高校を卒業して自ら志願して陸上自衛官になりました。親としては不安しかありません。全く知らない世界です。でも、本人が初めて自分で決めたことに反対する理由はありませんでした。「嫌やったらいつでもやめたらええからな」と、その言葉だけしっかり伝えました。現在4年目です。今、は陸上から航空自衛官になり、消防という職務を与えられています。自衛官を目指したのは、たぶん安定だとか浅い考えだと思います。私からすると安定より自由になる時間が少ないのでは…?と思いましたが、これが無知こそが武器なんです。本人にはアフター5など経験したこともないし、仕事はこんなものかと思っていると思います。

でも、自立には個人差もあります。高校を卒業してからの進路を自分で決めれない子もいます。その時は、しっかり親がサポートしてあげてください。子どもが自分から手を離すまでそばにしっかりいてあげてください。

まずは親を思いやれる人にする

しっかりと自分で考えて行動できるようになると、自分に気持ちの余裕も出てきます。
自立心が芽生えてきたら、自己肯定感も高くなってきてるはずです。ある程度の年齢になれば相手の立場を思いやれる人になってほしいです。
当たり前のようですが、これが大人でも出来てない人がいます。他人にを思いやれても親を思いやれない人がいます
。親ならやってくれる…親なら嫌とは言わない…親なら助けてくれる…子どもの時なら喜んで助けますが、社会人になれば親も完璧ではない事を分ってほしいです。親も人間、親にも人生があること分かってほしいです。これは子どものうちから伝えていかないといけないかも知れません。私は親の楽しみのために多少の犠牲を子どもにさせてもいます。子どもの好都合のために親が動くのは私はしたくありません。
相手を思いやる…これは生きていく上で必要なことです。まずは親を思いやれなければ先の人生のパートナーを思いやることも出来ません。人の立場や思いを想像できる人間になってほしいです。これは、本当に小さい頃から親が教えないといけないですね。