毒親という言葉は、虐待とか育児放棄とかをイメージしがちですが、ふつーの親でも毒親になる可能性は十分あります。
子どもが好きすぎる,子どもを大切に思うほど間違った方向にいってしまう…これも、毒親になりやすいんです。
毒親をやめるのは、子育ての考え方を変えることです。親として一番大事にしてきたことを変えることです。とても、簡単な方法です。ぜひ、何度も何度も読み返してください。
- 子どもにきつく言ってしまう
- 子どもの将来が不安
- 子育てを相談できる人がいない
子どもを信じている?
自分の子どもは可愛い、大切…もちろん分かります、私もめちゃくちゃ大事です。
でも、子どもは親とは違う人格なんです。幼少期は親がいなくては何も出来なかった子どもも小学校に入れば、どんどん成長し自分で考えて行動するようになります。
実は、子どもの成長に合わせて親が子どもとの関わり方を変えなくてはいけません。
信じるというのは、
やりたいことを「やらせてみる」
行きたいところに「行かしてみる」
なりたいものに「向かわせてみる」
と、いうことです。
これは、簡単なようで難しいみたいです。
子どもの無気力の原因はあなたかも?
分かりやすいところで、高校の進学です。
子どもが興味をもった高校に「通学に時間がかかるから、この子には無理」とか、「部活は厳しいすぎるから無理」とか「学校レベルが合わないからやめとき」など、親が子どもの選択を否定していませんか?
子どもは、たぶん直感で「いい!」と思い親に言っても、否定されるとやる気を無くしてしまいます。
「今までの自分では無理かもしれないけど、ここに行けば変われるかも!」というチャンスを奪ってしまっています。人が変われるのは環境と人間関係です。
結局、親が選んだ無難な高校に行かされてしまう…いや、無難なんてことはありません。そしてたぶん、子どもの中で「もし、あの高校に行ってたら…」という思いはずっと出てくると思います。
あなたは、人が選んだ職場で一生懸命に働けますか?そう考えてみてくださいね。
子どもは親と全く違う人間です。
あなたのためという支配
習い事、学校選び、進路など親が決めていませんか?子どものためと思ってやっていることはありませんか?そう、これは、子どもをコントロールしているのです。
親の経験上、何となく想像できる道へ誘導しているのです。
子どもを自分の思い通りにしようとは思ってはダメですよ。
自分で選んで決めれる年齢なら、自分で決めさせるべきです。
人生は選択によって大きく変わります。もし、挫折をしても自分で選んだ道なら切り替えが出来るはずです。人のせいにしなくて済みます。これは、とても大切なことです。
子どもの人生
時代は大きく変わりました。我慢、忍耐では成功するのが難しく、楽しくできることで成功できる…これが能力以上の力を発揮するといわれています。楽しければ努力が努力でなくなるんです。
この、楽しい感覚は本人でしか分かりません。これには、親の経験は何も役に立ちません。
そして、私たちの子どもの時とは全く違います。親より偉い人の話などもユーチューブで聞け、情報が溢れています。親の価値観は今の時代、通用はしません。子どもは自分の興味があることを学び、しっかりと自分の人生を彩っていく権利があります。
子どものこころをワクワクに!
子どものこころにモヤモヤがあってはいけません。
子どものこころをワクワクでいっぱいにしてあげてください。
子どもの将来、仕事、結婚、今から経験するであろう事を楽しい事だと教えてあげてください。
社会に出たら、こんな楽しいことがある…
結婚したら、こんな楽しいことがある…
そして、まだまだ希望がある…
こんな時代だからこそ、子どもに希望を与えてください。
でも、その前に親が人生をしっかり楽しまないと説得力がありません。
どんな状況でも楽しめます。親もぜひ、ワクワクしてみてください。