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【子どもの兄弟げんか】今、思う!こうすればよかった親の対処の仕方

我が家は長男、次男は3歳違い…小さい時は仲がよかったのですが、小学校高学年から中学校、高校のときは壮絶な兄弟げんかでした。そのたびに私はイライラしていました。

現、21歳、18歳になっていますが、ふつーに仲良しです。
結果、親がいちいち関与しなくてもどうやらよかったみたいです。
この記事を最後まで読めば兄弟げんかでイライラすることは少なくなるはずです。

この記事はこんな方におススメ
  • 兄弟げんかがすごい
  • 兄弟げんかをやめさせたい
  • 兄弟げんかの親の関わり方が分からない

とりあえず、知らん顔してみる

我が家では男の子同志だったので、兄弟げんかは殴り合いです。
2階の部屋でドタバタ音がして、階段を駆け下りる音…弟が逃げています。
とにかく、音がスゴイのでその音でイライラしていました。物は壊れるし、弟もケガをして二針縫ったこともあります。

本当に兄弟げんかは悩みの種でした。でも、不思議なことに父親のいる前では大きなけんかはありませんでした。父親は穏やかな人ですが、食事の時に少し言い合いをしたら、食事がまずくなると怒るような人です。その父親のまえでは一切、兄弟げんかはしない…

もしかして、兄弟げんかはコントロールしてる?それとも私へのアピール?なのかもしれません。兄弟げんかをみて怒っている私を見て何か確認をしているのでしょうか?
今、考えれば私は感情のままに怒ってけんかをやめさせることに必死でした。
あまり感情を出さずに、知らん顔がよかったかもしれません。そっと違う部屋に行ったり、外へ出かけたりもいいかもしれません。わざわざけんかの仲介に入る必要はなかったと思います。

当時の私がしていたこと

「とにかく、しゃべるな!」です。「けんかするならしゃべるな!」です。
ひどい時は仲良く遊んでいた時も「ふたりで遊ぶな!」と怒っていたくらいです。
その時は、ふたりして「ごめんなさい。もうけんかせぇへんから一緒に遊んでもいい?」と私言いにきてたくらいです。わたしもかなり病んでたかも知れません。
結局、そんなことで解決するわけではありません。
とにかく、けんかをする息子たちをみるのはつらかったのは事実です。

兄弟けんかだから・・・ということ

親が兄、弟、姉、妹へのそれぞれの接し方も重要な気がします。なんとなく兄弟けんかで親の反応を見ている気がします。私は、長男は長男に生まれてきた意味がある…私はそう思いながらも3つ違いの息子たちを同じように育ててきました。
ある時には兄を立てたり、ある時には兄を我慢させたりとブレブレでした。

子育てをする上で、夫婦である程度の方針みたいなのがあった方がよかったのかも?…
いや、無理でしょ?子どもが生まれた時は、幸せで楽しくてそんなこと考えていません。
子育てに理想を持つとしんどくなりませんか。色んな壁にぶつかり親も子どもと成長出来るるとおもいます。壁にぶつかり悩んで考えて必死で答えをさがす…そして知らない間に悩みごとは解決しています。それで、親も子も経験値を増やして成長できるんです。その都度、考えるということで大丈夫だと思います。子育てに何か型があるはずもありません。親もまだまだ未熟です。そこをしっかりと認識してけんかは両成敗、これは兄弟けんかのみこう考えた方が良さそうです。

大人になってもけんかは続く?

我が家は3つ違いです。長男が高校卒業と同時に次男は同じ高校に入学します。
長男は自衛官になるため寮生活が始まり家を出ることになり、少し距離ができ弟がたぶん兄を認めたのでしょう。その結果、兄への態度が変わったのだと思います。私も高校の色んな事を兄に相談するように弟に伝えていました。そうするとふたりで部屋でゲームをしたり仲良くしている姿をみるようになりました。そして弟もこの春、兄と同じ自衛官の道に進むようです。
親が考えるより同じ家に住む兄弟のにはお互い影響力は凄そうです。

育ってる環境が一緒でも性格、考え方が違います。親が子どもたちの良いところ、悪いところを我が家はしっかりと家族みんなで共有しています。それにより本人も自分の性格を自覚することができ、他の考え方があること知る…まさしく多様性を小さいころから感じられます。兄弟間で認めることに時間がかかるのは当然ですが、お互いが認め合えば良い関係性が出来ると思います。

兄弟けんかの特性を理解してみる

結果、けんかをしてまた、仲良くする…この繰り返しでした。
でも、これが学校の友だちだったら…?会社の同僚だったらどうでしょう
すぐその日に仲直りは難しいと思います。少し距離を置いたり時間がかかるはずです。
もしかすると、一生仲直りはできないかも知れません。
そう思うと兄弟げんかは兄弟独特のひとつのコミュニケーションだと考えてもいいと思います。
親は、決して感情的にならずおおらかに見守るに徹することが正解のように思います。